授業が始まって
- 2013.03.31 Sunday
- 22:30
ということで、なかなかみっちりな時間割で授業が始まりました。
48単位の制限の下に、時間で考えればそこまでみっちりな時間割ではなくなったんですが、なにしろ音大といえば大変なのは授業より課題です。課題のことを考えると、この時間割で大丈夫なのかと不安でした。
あと、今まで東京音大での時間割がスカスカだったもんで(課題の量は半端じゃなかったけど)、それで余計に心配でした。
実際そのスケジュールでやりましたが、、、大変でした。泣
1番大変だったのは、サウンドプロデュースコースの授業ではパソコンは当然のこと、ほとんどの科目で機械を扱うのです。普通の学生は1・2年で機材について基本から学ぶのですが、私はそれができてる前提でいきなりです。
ライブ会場の音響システムのセッティングだとか、ライブでPA卓の操作をするとか、レコーディングスタジオでいきなりエンジニア係を任されたりとか。
サンプロの先生は私の事情を把握してくださっていたので、ものすごく助けられたし、ものすごく迷惑をかけちゃったりしたのですが。だからといって私もみんなと同じようにできないといけないわけで、常に冷や汗ものでした。
だって会話が分からない。「なんちゃらケーブルをなんちゃらボックスになんちゃらして」とか。「なんちゃらがここでなんちゃらがそこでなんちゃらがあそこで」とか(全部マイクとマイクスタンドの名前)。
日本語で話してくれと切に願いました(笑)
マイクの名前と用途がとにかく覚えられなくて、あとレコーディングスタジオのマイクからパソコンまでの回路が複雑すぎて全然意味が分からなかった。あ、それは今もなんだけどね...死
正直いきなりどのマイクをどうセッティングして、ケーブルをどこにさして、卓とパッチケーブルかどこでどうなってて、それがパソコンに入ってどう繋がってるかなんて最初全く分からなかったです。おまけに当たり前だけどレコーディングはProtoolsだしね。
わからなすぎて、できなすぎて、めっちゃ自己嫌悪になったし本当に焦った。でも先生やみんなが優しくて泣けた。
っていうか、そもそもそういうことも勉強したくてサンプロに入ったんだし、大学うんぬんを抜きにして考えればそういうこと知ってないと結構まずいしね今の時代。学べる場所があることに本当に感謝するばかりです。
東京音大と比較して考えるなら、映放は授業で機械を触らないどころかパソコンすら使わないからなー。卒業制作の時はある程度使えるんだろうけど、それでも実際のレコーディングシステムに関わる機材は触らせてもらえないはず。映放は完全に作家を育てる科だから、家で打ち込みをすることは前提だけど、ひたすら譜面を書くし、エンジニアの先生がいるからレコーディングではディレクションに徹する。
逆にサンプロでは機材もパソコンの中に入ってるソフトも存分に使えるけど、譜面を持っていく授業がない。授業で譜面を書くこともない。和声や対位法は必修ではないし、作曲やオーケストレーションについては浅く広くだったり。
そんな感じで、どこの大学も学べることはそれぞれだから、良い悪いじゃないんだなぁって改めて実感しました。私は映放とサンプロのいいとこ取りしたつもりです・・・つもり。
あと、私は歌ものを作っていきたいので、やはり時代に沿ったサンプロの授業はすごく嬉しいものでした。何を隠そう、そのために編入したので...。
あと編入してよかったなーと思ったのは、校舎がきれいでエレベーターが4基あって、1つの建物で全部用が済むし、学食は広いし、なにより練習室がかなり自由に使えることかな。ピアノの練習室があるのは当たり前として、バンド用の機材が揃ってる部屋もたくさんあって借りられるんです。うーん、お得。
関係ないけど外部からの編入生(っていうか東京音大からの編入生)が予想以上に珍しかったのか、なんかみんなから好奇の目で見られてる気がしてて「自意識過剰かな」と思ってたんです。でもしばらくして、知らない人たちがみんな私のことを「ああ、例の!」みたいな感じで言ってきたので気のせいではなかった・・・っぽい。
あとやっぱり編入理由を毎回聞かれる羽目になったのでした。笑
そうそう、大学のことだけでも大変だったのですが、4月には映画音楽のお仕事を少しさせてもらったり(というよりほとんど勉強させてもらっていた状態でしたが)、編曲のお仕事をいただいたり、5月6月は舞台音楽のお仕事をいただいたり、にぃにぃバンドで大きなライブがあったり、7月8月にはイベントのスタッフ兼アレンジのお仕事をいただいたり、なんだかんだで授業が始まってから学校外での活動も増えていって、8月上旬の試験期間のあたりでは完全に魂抜けてたと思いますw
嬉しいことですが、本当に全く休みもなくて睡眠時間もとれなくてキャパいっぱいでした。でもいきいきと動けたのは、大学では新鮮な発見ばかりだし、お仕事をいただけたことがすでに感謝感謝であり何より楽しかったからなのです。
ちなみにキャパ超える前に夏休みに入ったので助かりました。笑
48単位の制限の下に、時間で考えればそこまでみっちりな時間割ではなくなったんですが、なにしろ音大といえば大変なのは授業より課題です。課題のことを考えると、この時間割で大丈夫なのかと不安でした。
あと、今まで東京音大での時間割がスカスカだったもんで(課題の量は半端じゃなかったけど)、それで余計に心配でした。
実際そのスケジュールでやりましたが、、、大変でした。泣
1番大変だったのは、サウンドプロデュースコースの授業ではパソコンは当然のこと、ほとんどの科目で機械を扱うのです。普通の学生は1・2年で機材について基本から学ぶのですが、私はそれができてる前提でいきなりです。
ライブ会場の音響システムのセッティングだとか、ライブでPA卓の操作をするとか、レコーディングスタジオでいきなりエンジニア係を任されたりとか。
サンプロの先生は私の事情を把握してくださっていたので、ものすごく助けられたし、ものすごく迷惑をかけちゃったりしたのですが。だからといって私もみんなと同じようにできないといけないわけで、常に冷や汗ものでした。
だって会話が分からない。「なんちゃらケーブルをなんちゃらボックスになんちゃらして」とか。「なんちゃらがここでなんちゃらがそこでなんちゃらがあそこで」とか(全部マイクとマイクスタンドの名前)。
日本語で話してくれと切に願いました(笑)
マイクの名前と用途がとにかく覚えられなくて、あとレコーディングスタジオのマイクからパソコンまでの回路が複雑すぎて全然意味が分からなかった。あ、それは今もなんだけどね...死
正直いきなりどのマイクをどうセッティングして、ケーブルをどこにさして、卓とパッチケーブルかどこでどうなってて、それがパソコンに入ってどう繋がってるかなんて最初全く分からなかったです。おまけに当たり前だけどレコーディングはProtoolsだしね。
わからなすぎて、できなすぎて、めっちゃ自己嫌悪になったし本当に焦った。でも先生やみんなが優しくて泣けた。
っていうか、そもそもそういうことも勉強したくてサンプロに入ったんだし、大学うんぬんを抜きにして考えればそういうこと知ってないと結構まずいしね今の時代。学べる場所があることに本当に感謝するばかりです。
東京音大と比較して考えるなら、映放は授業で機械を触らないどころかパソコンすら使わないからなー。卒業制作の時はある程度使えるんだろうけど、それでも実際のレコーディングシステムに関わる機材は触らせてもらえないはず。映放は完全に作家を育てる科だから、家で打ち込みをすることは前提だけど、ひたすら譜面を書くし、エンジニアの先生がいるからレコーディングではディレクションに徹する。
逆にサンプロでは機材もパソコンの中に入ってるソフトも存分に使えるけど、譜面を持っていく授業がない。授業で譜面を書くこともない。和声や対位法は必修ではないし、作曲やオーケストレーションについては浅く広くだったり。
そんな感じで、どこの大学も学べることはそれぞれだから、良い悪いじゃないんだなぁって改めて実感しました。私は映放とサンプロのいいとこ取りしたつもりです・・・つもり。
あと、私は歌ものを作っていきたいので、やはり時代に沿ったサンプロの授業はすごく嬉しいものでした。何を隠そう、そのために編入したので...。
あと編入してよかったなーと思ったのは、校舎がきれいでエレベーターが4基あって、1つの建物で全部用が済むし、学食は広いし、なにより練習室がかなり自由に使えることかな。ピアノの練習室があるのは当たり前として、バンド用の機材が揃ってる部屋もたくさんあって借りられるんです。うーん、お得。
関係ないけど外部からの編入生(っていうか東京音大からの編入生)が予想以上に珍しかったのか、なんかみんなから好奇の目で見られてる気がしてて「自意識過剰かな」と思ってたんです。でもしばらくして、知らない人たちがみんな私のことを「ああ、例の!」みたいな感じで言ってきたので気のせいではなかった・・・っぽい。
あとやっぱり編入理由を毎回聞かれる羽目になったのでした。笑
そうそう、大学のことだけでも大変だったのですが、4月には映画音楽のお仕事を少しさせてもらったり(というよりほとんど勉強させてもらっていた状態でしたが)、編曲のお仕事をいただいたり、5月6月は舞台音楽のお仕事をいただいたり、にぃにぃバンドで大きなライブがあったり、7月8月にはイベントのスタッフ兼アレンジのお仕事をいただいたり、なんだかんだで授業が始まってから学校外での活動も増えていって、8月上旬の試験期間のあたりでは完全に魂抜けてたと思いますw
嬉しいことですが、本当に全く休みもなくて睡眠時間もとれなくてキャパいっぱいでした。でもいきいきと動けたのは、大学では新鮮な発見ばかりだし、お仕事をいただけたことがすでに感謝感謝であり何より楽しかったからなのです。
ちなみにキャパ超える前に夏休みに入ったので助かりました。笑